利用者との相性が合わないときの対処法

利用者との相性が合わないときの対処法

利用者と合わないと悩む人も多い!

利用者との相性が合わないときの対処法

介護の現場において、利用者の方との信頼関係を築き上げることは、利用者の方とのコミュニケーションをとりお世話をさせて頂く上で、最も重要で必要不可欠なことなのです。ここでは、利用者の方との信頼関係を持つまでに、相性が合わなかったり、コミュニケーションがとりづらかったりした時に、どのように対処をしていくかを考えてみましょう。

 

初対面の利用者の方とコミュニケーションをとる時に注意する点

初対面の利用者の方とは上手くコミュニケーションをとりづらい面もありますが、次の2点について注意することによって、これからの、利用者の方とのコミュニケーションのとり方が少しでも良くなると考えられるのです。

第一印象に気をつける点

まず、「第一印象に気をつける点」についてみていきます。

この「第一印象」というのは非常に重要で、最初の挨拶が明るくしっかりとできるかどうかによって、利用者の方があなたを見る目が変わるかもしれません。

自分の中で置き換えて考えても、すがすがしい、明るい挨拶のできる方って好感が持てませんか。

自分の就職の面接の時も特に注意しませんでしたか。

やはり、挨拶って大切なのです。

そして、挨拶の時以外でも、できるだけ、明るく穏やかな表情で、利用者の方と接しましょう。

利用者の方の反応状態をみる点

次に、「利用者の方の反応状態をみる点」について、最初に利用者の方と会った時、あなたがどんなに素晴らしい明るい挨拶をしたとしても、利用者の方も人間ですので、虫の居所が悪い時もあるため、いい反応は得られないこともあります。

そういった場合等を考えて、下記のチェック点についてみていくことで、利用者の方に少しでも、寄り添える対応をこころがけたいものです。

1. あなたが挨拶をした時の反応について、

「挨拶を返してくれたか」、「最初に顔を合わせた時の表情はどうだったか」等をみます。

2.気分や状態を尋ねた時の反応について

「きちんと受け答えをしてくれたか」、「顔色、表情はどうだったか」等をみます。

3. 利用者の方の機嫌が悪い場合に、軽く雑談等をした時の反応について

「会話をしていて、利用者の方の体調をどんな感じだったか」、「話題によって、利用者の方の表情や反応に変化があったか」等をみます。

4. 介護業務を始めた時の反応について

「介護業務の初めの声掛けを言った際の反応や、何か特別の指示等はあったか」等をみます。

5. 介護中の反応について

「介護業務を行いながら、常に、利用者の方の様子、急に様子が変わったりしたことはないか」等をみていきます。

6.介護業務が終了した時の反応について

「介護業務が終了した時の声掛けを言った時の反応や、最初に顔を合わせた時の表情と今と比べて変化はあったか」等をみます。

7.次回予定日を利用者の方に告げた時の反応について

「新たな要望等はなかったか」等をみます。

これらの8点のチェック点は、訪問介護ベースで考えられてるのですが、施設利用者の方に対してもみてもらうと次回以降の対応策になると思われます。

利用者の方の気分がほぐれるような話題を選んで、ゆっくり、会話をしてみましょう。

上記での注意点に気をつけながら、初対面の利用者の方と、ゆっくり、会話をするというのは難しいと思いますが、初めてなら、短くてもいいので、気分が落ち着くような明るい話題を雑談するのもいいでしょう。

そして、利用者の方と接する機会が増え、徐々に、会話する時間も長くしていき、そのうちに、お互いの信頼関係も少しずつ芽生えていくかもしれません。

中々、ゆっくり、会話をするというのは、気心が知れた人にしかできなかったりするものです。

どうしても、利用者との相性が合わない時は、一人で悩まず、事業所に報告する

どんなに努力しても、利用者の方が心を開いてくれず、その理由も分からなくて、利用者の方との溝が埋まらない場合は、自分一人で抱え込まず、事業所へ報告しましょう。

その際、自分の行動や会話内容、特にどんな話題で会話をして、利用者の反応が変化したか等をどんな些細なことでも詳しく書き出した報告書を事業所へ提出し、それと同時に口頭でも報告することが大切です。

その報告内容により、利用者の方とケアマネジャーや上司と面談をし、第三者として本音を聞き出してくれる場合もあるのです。

ここまで、事業所としてフォローしてもらったとしても利用者の方との感情のいさかい等が修復できない場合があり、その場合は、担当ヘルパーを交代させるという処置をとることもあります。

しかし、交代させられたとしても、ヘルパー自身の責任でない場合が多くあり、反省すべき点があれば反省しつつ、自分のスキル不足等と自分を責め、落ち込んだり、自信を無くしたりする必要はないのです。

まとめ

どんな場合でも、基本的には、明るく穏やかな表情で利用者の方と接することが大切です。

利用者の方の表情がくもっていたり機嫌が悪かったとしても、こちらが明るい物腰で接することによって、利用者の方の気分が和らぐ場合もあるのです。