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介護士の仕事は一般的に薄給だと言われています。このことをカバーするために、多少体力的に辛くても日勤よりは給料がアップする夜勤の仕事を多く入れてようとする介護士の方もいるようです。そこで今回は厚待遇な夜勤の仕事をすることによる年収の変化についてお話したいと思います。
基本的には夜勤の仕事は日勤のものとあまり変わらないようで、夕食や朝食の介助、排せつの介助やおむつの交換、朝食の準備、起床の介助などとなっております。
特に何もなければ仮眠をとることもできますが、ほとんどの場合が一人で夜勤は仕事を受け持たなければならないこと、また施設に入っている人に何かあればすぐ駆けつけて対応しなければならないことから、意外と休む時間が少なく、このことが、夜勤は体力的にきつい、と言われている理由となっています。
また、当然普段は寝ているような時間に起きて仕事をしていなければならない為、生活リズムがうまく取れなくなってしまう恐れがあります。
このことを考慮すると、年齢を追っていくにつれて夜勤をするのは厳しくなってくるのではないか、考えられます。
上記の様な事を考えると、夜勤は大変なことばかりでデメリットが多いのではないか、と思うかもしれませんが、その分もちろんメリットも存在します。
一番のメリットは、給料がアップすることです。
何故かといえば、夜勤に対する手当は、基本給に対して25%割り増しされたものになるからです。
実際に計算してみると、一回夜勤をすれば、平均でおよそ6000円の手当がつきます。
今まで、夜勤を月に4~5回している介護士の方が、仮に月に9回夜勤をした場合、月に深夜手当としておよそ5万5000円もらえる計算になり、それを1年行うと55,000円×12か月=660,000円の年収アップとなります。
介護士の平均年収は250~400万円である事を考えると、それに約60万円プラスされた値が夜勤を多く入れた場合の年収となります。
このことから年収の面だけ見ると単純に増えるので、金銭的なメリットは確実にあると言えるでしょう。
夜勤をする上で大変なのは、体力や睡魔との闘いがあるのは大体の予想はつきますが、他にもデメリットとされていることは存在します。
まず、家庭を持つ人は、家族と一緒に過ごす時間が少なくなってしまう、という点です。
独身で一人暮らし、もしくは実家に住んでいる人は特に気にはならない点かも知れませんが、夕方から次の日の朝にかけて家を空けることになってしまうので、パートナや子供がいる方は、一緒に時間を過ごすことが困難になってきます。そして、生活のリズムも異なってきます。
そうなると、当然、コミュニケーションも減ってしまい、家庭での関係がぎくしゃくしてしまう可能性もありますし、最悪の場合、離婚という結果になってしまう事も少なくありません。
また、特に女性の場合は、生活リズムが不規則になってしまうことで、生理不順になってしまう恐れがあり、女性らしい生活が送れなくなってしまう可能性も出てきてしまいます。
上述のように、夜勤を多くすれば年収はもちろんアップするということは確実に言えると思います。
従って、金銭的なメリットは大きく享受出来るでしょう。
ただし、デメリットもあることは忘れてはいけません。
第一に、体力面での辛さが挙げられます。
生活リズムをうまく管理できなければ当然、不摂生な生活になってしまう恐れもあり、それにより、女性らしい生活の乱れ、また家族との関係など多々デメリットは挙げられてしまいます。家族を持つ方は当然、パートナーの協力が必要不可欠になってきます。
夜勤を増やし年収を増やしたいのか、それとも、自分の時間や家族との時間を確保できるようにしたいのか、どちらが自分にとってQOLの上昇につながるかを考えなければなりません。
夜勤をする場合には、年収と自分のライフスタイルのバランスをしっかり考えることがとても重要なのです。