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失敗しない介護士転職
正しい履歴書の書き方を理解しよう!
介護士の転職には、やる気ももちろん大事ですが、明確な目的や、自分の長所をしっかりアピールすることが、やはり1番大切です。 気持ち的に滅入ることも、介護職を続けていれば、もちろんあるでしょう。 それでも、ポジティブな気持ちを持ち続け、しっかりと切り替えることも大事です。 履歴書の志望動機、本人希望欄にも、その気持ちを表すようにしましょう。 具体的に、どんな書き方があるのか紹介します。
介護士の志望動機は、面接官・採用担当者に対して「ポジティブな印象」を与えることが大切です。
そして、「しっかり働いてくれそう」という印象を持ってもらえることを考えましょう。
まず、ネガティブな志望動機とは、前職の「退職理由」に出てしまいがちです。
たとえ、前職を退職するに至った主な理由が、労働環境の不満、人間関係の不満にあったとしても、ポジティブな理由をなるべく書くようにします。
もちろん、介護士という仕事は、人員も少なく、非常にハードな環境で働くこともあるかもしれません。
しかしそういうことを書いてしまうと、「うちに入社しても、すぐ不満を言うんじゃないか」、「長期間働けないんじゃないか」というマイナスな印象を与えてしまいます。
さらには、「給与・福利厚生」の面を志望動機に書くのも、基本的にNGです。
介護士が転職に踏み切る大きな理由の1つとして、低賃金に悩むという方も、もちろん多くいます。
しかしそれをあまりにも正直に書いてしまうと、あなたの介護士としてのアピールは薄くなってしまいます。
「受け身になりすぎる」と感じる書き方も、あまり好ましくありません。
「この会社に入社して、勉強させていただきたいと思います」などという記述は、一見謙虚で良いように思いますが、ポジティブなイメージを持ってもらうには、「○○という自分の長所を生かしたいと思います」のように、介護士として即戦力で働く覚悟があることを、伝えられるニュアンスに変えましょう。
そしてもう1つ、介護士の志望動機に盛り込みたい要素は、「人の役に立ちたい」、「人と接するのが好き」と言ったような、介護士としてなくてはならない要素です。
やる気をアピールするのは、志望動機の文章だけだと、なかなか伝わらない部分もありますし、動機が漠然としているという印象を与えかねません。
先ほどのような、介護士としてのアピールを踏まえながら、「もっと人の役に立ちたい」、「もっと人と触れ合って、ありがとうと言われたい」という書き方にしましょう。
そうすれば、あなたに会ったことがない採用担当者も、「本当に介護士として働きたい人なんだな」という印象を受けやすいでしょう。
そして、介護士としての資格を持っている方は、その資格の取得理由も、「介護士としてもっとスキルアップしたいから」といった文章と繋げましょう。
人の役に立つために、自ら努力を惜しまない介護士というのは、現場で1番必要とされている人材と言ってもいいでしょう。
また、転職が始めてではない方もいるでしょう。
転職回数が多いという事実は、どちらかと言うとあまり良い印象を与えませんので、「好奇心が旺盛」というニュアンスで書くようにしましょう。
いろんな現場を経験して、いろんな知識を身に付けたかったというのを理由にすれば、アピールするのに十分な材料になります。
全体を通して意識しないといけないのは、志望動機に「嘘を書いてはいけない」ということです。
多少、面接に有利になるニュアンスに書き換えることは必要ですが、経験のない作業のことを書くのは、絶対NGです。
介護士の転職は、転職すれば終わりではありません。
入社して、「この人を採用してよかった」と思ってもらい、良い環境で自分が仕事を続けられるのが、本当の転職の成功例と言えます。
本人希望欄については、全体的に控えめに書くことを心がけましょう。
せっかく、志望動機の欄で、介護士としてのアピールがしっかりできているのに、本人希望欄にいろいろ詰め込みすぎると、印象が悪くなる可能性があります。
勤務地、勤務時間など、最低限の希望だけを書き込むようにします。
書くことが特にない場合は、空欄にせず、「貴社の規定に従います」と一言添えるようにしましょう。
正社員雇用に関しては、特に勤務時間などの希望を書くことはないと思います。
介護士には、夜間勤務が含まれる場合もあります。
もし、夜間勤務を希望しない場合は、忘れないように記入しましょう。
夜勤だけを募集している、「夜勤専従」の求人もありますので、その場合はそれ以外の時間でも勤務できる場合、その旨を記入します。
本人希望欄の書き方は、介護士としてのアピールというより、志望動機のアピールを無駄にしないような書き方を、忘れないようにしてください。