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履歴書の注意点とは?
履歴書を書く際に注意すること、気を付けないといけないことは、介護士の場合、他の職業よりも多いかもしれません。 そして、注意点は字のキレイさや、PRの書き方など、直接履歴書に書くこと以外にも、多く潜んでいます。 介護士という職業のイメージ、そして特徴を鑑みて、履歴書作成の注意点を紹介していきたいと思います。
まず、介護士は「履歴書に心を込める」ということに重きを置いています。
心を込めた履歴書を書くということは、1枚の履歴書を書き上げるのに、じっくりと時間を使わないといけないということになりますね。
ここが、1つ目の作成時の注意点です。
「時間に余裕を持って、早めに作り上げる」ということです。
介護士として、履歴書で自分の良さをアピールするには、しっかり考えて、自分の言葉を形にした履歴書を提出することが大事です。
急いで書いたような内容は、採用担当者にバレてしまいます。
なぜなら、そういう内容のものは、「似通った表現」や「誤字・脱字」が非常に多くなるからです。
「自分の言葉」を使って書いているつもりでも、急いで書いた履歴書に関しては、知らず知らずのうちに、「みんなの言葉」を使ってしまっています。
つまり、介護士の作る履歴書で、よく使われている表現が散見されてしまうということです。
自分の気持ちを、他の介護士と差をつけるような表現で書くには、それなりの時間を要します。
熱い気持ちは持っているのに、言葉にするのが苦手な方がいれば、なおさら時間をかけるべきでしょう。
「気持ちがある」というのが大事なのではなく、「気持ちを伝える」ということが大事なのを、肝に銘じてください。
そして何と言っても、介護士の転職は競争率が高い職種です。
書類選考で落ちてしまい、「なぜ落ちたのか分からない」という状況に陥って、悩んでしまうこともあるでしょう。
面接までなかなかたどり着けないというストレスは、徐々に転職に対するモチベーションを奪っていき、履歴書の質がさらに落ちるという、悪循環にも繋がりやすいです。
それを打破するためには、「この人に会いたい」と面接官に思わせる、そんな内容の履歴書を作るべきなのです。
では、実際に会って、いろいろ話を聞いてみたいと思わせるにはどうするか。
自己アピールの欄に力を入れる、資格をたくさん書いて経験をアピールする。
いろんな方法があるでしょうが、どれにも共通して言えることは、「しっかり最初から最後まで読んでもらえる履歴書を作る」ということです。
採用担当者は同じ面接でも、数十通、多ければ数百通の履歴書に、目を通していかなくてはいけません。
そんな中から、しっかりと目に留まり、「この人に会ってみたい」と思わせるには、読みやすさを考えた履歴書を作ることが、1番の近道なのです。
空欄が多かったり、あまりにも字が乱雑だったりすると、その時点で、採用担当者の「会いたい」という気持ちは、マイナスからスタートしてしまいます。
履歴書作成の注意点には、「面接に繋がらない履歴書を作らない」ということも、ハッキリ含まれると断言できます。
介護士は、人の気持ちを推し量るスキルが重要です。
履歴書を作成するときに、「企業が求めている人材を理解する」というのは、非常に質の良い履歴書づくりに効果があるでしょう。
企業が求めている求人とは、一般的に介護士の現場で、必要とされている人材という意味合いもあります。
しかし本来は、「応募先の必要な人材を理解する」というものです。
これは単純なようで、実はとても難しいことです。
夜勤専従の求人において、「夜勤は入れません」なんて書いてしまっては、求めている人材を理解できていませんよね。
と言っても、ここでいう「必要な人材を理解する」というのは、そんな浅はかなものではありません。
介護士の求人では、「人間性」を重視しているところが非常に多いです。
企業がどれくらい高いレベルの技術を求めているかなどは、面接で実際に話を聞いて見ないと、分からない部分もあります。
ということは、「企業が求めている人間性」、「介護士として求められている人間性」を表に出して、履歴書を作ることが、1番注意しなくてはいけないポイントになります。
それを理解することによって、その需要に応じた能力というのも、最大限発揮しやすくなります。
「しっかりうちの企業に向けて、履歴書を書いているな」ということが伝われば、面接においてかなり有利になってくるのではないでしょうか。
今回紹介したことは、他の転職希望者も、しっかり意識している可能性は低いです。
細かい配慮を徹底することで、少しでも他の転職希望者よりもリードすることを意識しましょう。
結果は必ずついてきます。