転職前に手当てや昇給システム、ボーナスの条件を確認するための良い方法

転職前に手当てや昇給システム、ボーナスの条件を確認するための良い方法

転職前にチェックしておきたい

転職前に手当てや昇給システム、ボーナスの条件を確認するための良い方法

介護士であるあなたが、転職する際に重要視するポイントはなんですか?立地条件、職場環境、人間関係、キャリアアップに関する仕事内容・・・たくさんの気にしなければならないことが存在すると思います。今回は、転職する際に知っておきたいポイントとして、お金に関することについて、どのようにすれば情報を収集することができるのか等について、紹介していきたいと思います。

 

介護求人票を、正しく読めていますか?

転職先を探すために、求人情報をまず集めると思います。

その時に必ず目に通すのが、給料についてです。

しかし、求人票に記載されている金額の情報などを、正しく読めているかどうか、不安ではないでしょうか。ここでは介護求人票の読み方について解説していきますので、正しく読めて、今後の就職活動に生かしていけるようにしていきましょう。

基本給のチェック方法

まず初めに、基本給について見方を確認していきます。

例として、基本給の欄に「月収例 200,000円~ ※夜勤手当て、その他各種手当て含む」というように記載されてあったとします。しかしこの記載の場合は、手当てがどれくらいつくのか、またそもそも基本給がどのくらいであるかを読み取ることはできません。どうすれば基本給などの情報を得ることができるのでしょうか。

きちんとした詳細な情報を得たい場合には、転職用の求人票のほかに、異なる媒体の情報をチェックしてみましょう。

具体例をあげますと、その会社や企業のホームページ(インターネットサイト)や、ほかのインターネットの求人情報提供サイトや、就職活動用の学生み向けたようなインターネットサイトの情報です。

これらのようなインターネット媒体では、紙面における構成上限られた情報しか記載できないものと比較して、詳細に記載してくれていることが多いです。

これは求人票のみから得る情報よりも詳しく、得られる情報量が多いため参考にできると思います。

ボーナスや手当ての金額はどのくらいなの?

ボーナス(賞与ともいいます)は、基本給の金額をもとにして決まってきます。

また、ボーナスと手当てはまた別物です。ここではまずボーナスについてみてみましょう。

ボーナスは、介護関連の職業において非常に重要になってきます。

なぜなら、介護関連のお仕事では月収がほかの職業と比較して低めの設定であり、ある程度ボーナスがつかないと経済的な面で厳しいものがあります。

ボーナスの金額は、大規模な施設であれば基本給の2~3か月分が平均的であるといえます。

しかし、必ずしも大規模な施設に転職するとは限らないと思います。小規模な、民間による経営法人の施設であれば、ボーナスは月収1か月分または10万円前後となっています。

手当の金額も施設によって差がある

次に、手当てについてみていきましょう。手当てには、様々な種類の手当てが存在します。

夜勤手当て、資格手当て、処遇改善手当て、住宅手当てなど、その施設によっても多種多様です。今回は、具体例として夜勤手当てと資格手当てについてみてみましょう。

夜勤手当てとは、夜勤を1回するごとに支給される手当てのことです。平均の相場額としては、夜勤1回あたり4,000~6,000円の手当てが支給されています。

介護施設においては、平均して月に4回程度、多い場合は7回ほどまで夜勤がある場合があります。

こういった場合のように回数が増えるごとに、1回あたりの金額の差による手当てに差がでてくるため、手当ての金額についての事前確認が重要になってきます。

資格手当とは?

次に、資格手当てについてみていきましょう。

例えば介護福祉士の資格を取得している場合や、介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を持っている場合など、基本給やボーナスとは別に手当てとして月にいくら、と設定して支給しています。

また、施設によっては手当てという形態ではなく、はじめから月給の金額を高めに設定している施設もあります。

介護福祉士やケアマネージャーの資格を持っている場合は、転職する前にこういった金額についても確認してから決めていきましょう。

ほかにも、昇給システムについても事前に紹介している場合があります。

こういった詳細の情報は、限られた紙面の求人票に記載することは難しくなっています。基本給の調べ方で紹介したように、ほかに参考にできるインターネットサイトや求人情報を探し、照らし合わせながら見るのが効果的です。

まとめ

介護関連の職業において転職を希望する際、求人票から正確な基本給やボーナス、昇給システムや手当てについて知ることは大変難しいことです。

こんな時には、求人票以外の、就職活動用のインターネットサイトや、会社のホームページなど、ほかの詳細な情報と照らし合わせながら確認することで知ることができます。

満足のいく転職になるように、情報収集はしっかりと行いましょう。