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介護士は休みが取りずらい!
介護士というのはなかなか希望の休みをとるのが難しいですよね。介護施設には入居者の方々が住んでいるため、介護施設自体を休みにすることはできません。そのため介護士は交代で出る必要があり、連休やまとまった休み、希望休は取れない傾向にあります。ではそのような場合はどうすればいいのでしょうか。対策をご紹介していきます。
介護士の休みは、基本的に月に9日位の休みが一般的なようです。
こうやって見ると、休みはそれほど少なくないことが分かります。週に2日の休みですので、一般企業と比べても同じ位なのではないでしょうか。
ただ、介護士の職業柄、休みに関する様々なお悩みが存在します。
それを見ていきましょう。
まずは、「1労働夜勤制」を採用している企業では休みが有意義に使えないという問題があります。
1労働夜勤制とは何なのでしょうか。
まずは介護士の夜勤の制度について説明していきます。
介護士の夜勤の労働制度には1労働夜勤制と2労働夜勤制があります。
1労働夜勤制は、夜22時頃に出勤して翌日朝7時頃に退勤するというもの、2労働夜勤制は夕方16時頃に出勤して翌日朝10時頃に退勤するというものです。
前者は1日分の出勤時間ですが、後者は2日分の出勤時間を1回の夜勤にまとめているというものです。
一見後者の方が大変そうですが、実は前者の方がきついという方がたくさんいます。
その理由は以下の通りです。
まず2労働夜勤制の場合、翌朝10時に退勤したその日は、「明け」と言われる日になります。
その日は休みの日としてカウントされませんが、1日フリーの時間となります。
そしてその次の日は「休み」となるのがほとんどなので、「明け」で十分に休んで、次の日の「休み」を有意義に過ごすことが出来ます。
しかし、1労働夜勤制の場合、翌朝7時に退勤したその日が休みカウントになってしまいます。
つまり、その「休み」を夜勤の疲れをとる事だけに使ってしまうことになるのです。
そして次の日に仕事があることも少なからずあるため、それも休みを少なく感じてしまう原因になります。
このような制度が嫌な場合には、必ず募集内容を確認して、1労働夜勤制が存在するのかしないのかを確認する必要があるでしょう。
次に、まとまった休みや希望休をとりづらいという悩みもあります。
介護職というのは施設全体としては休むことのできない職業です。
なぜなら入居者の方々が住んでいるからです。
そのため、仕事に交代で入る必要があり、まとまった休みは取りづらい傾向にあります。また、お盆や正月も入居者の方は施設で暮らす方が多いので、お盆や正月にも休みを取りづらいという特徴があります。
では、この問題はどのように解決すればよいのでしょうか。
一番手っ取り早いのは自分のシフトを誰かに変わってもらうという方法です。
恐らく自分以外にも働いている方は多くいらっしゃるので、誰かにお願いして休みを交代してもらう方法です。
これは確実かつ簡単な方法ですので、どうしてもここは連休をとりたい!という日があれば、積極的に相談していくことが重要です。
またシフトを組む上司にお願いするのも1つの手です。
多くの企業では、個人の予定を尊重してくれるようです。例えばクリスマスであれば、家庭を持つ職員や結婚間近の職員など、大切な予定が入りそうな人には優先的に休みを与えることにしているそうです。
このように希望の休みを取りたかったらまずは相談することが大切になります。
では実際どのような施設で働くのが良いのでしょうか。
まずは休みを有意義に使えるという点で2労働夜勤制というのは外せないポイントだと思います。
現在、7~8割の企業がこの制度を導入しているそうなので、そのような企業を見つけるのには苦労しないと思われます。
次に希望休の取れやすさです。先ほども申し上げました通り、大切な予定を入れたい時に希望休が取れないというのは、生活の質をガクッと下げます。
希望すれば絶対に取れるとまではいかなくとも、大切な時には事情を理解してくれるような企業を選ぶことが大切かもしれません。
世の中には休みが極端に少ないブラック企業と呼ばれるような企業もあります。
実際、表向きは休みでも時間外労働が激しかったり、それに見合った給料が貰えなかったり、ブラックな企業も存在しているようです。
そのような企業に勤めてしまった場合には辞めて別の企業を探すことをお勧めします。
過労働によって体調を崩してしまっては、自分のためにもなりませんし、ミスによって入居者の方に危害が加わってしまう可能性もあります。
新しい企業を探す際は先ほどのことに注意して、できればアドバイザーの方に相談するなど、慎重に行いましょう。
以上のことに注意して楽しい休日ライフを過ごしましょう!