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失敗しない介護士転職
給料が少ないと悩む人も多い!
「介護士をやっているけど、どうも給料が少ない…。」と思っているそこのあなた!給料アップの交渉をしようと一度はお考えになったことがあるのではないでしょうか。でも、給料アップの交渉を快く受け入れてもらうためにはどの位のキャリアが必要か、気になりますよね?今回はこの点について解説していきます。
介護士の給料アップは勤続年数に応じて増えていく傾向にあります。
厚生労働省によると、1年目の介護士と10年目の介護士を比べると10年間多く働いている方が、基本給が2.5万円程度増えているようです。
これにボーナスなどが加わるため、年収としては60万円程度も差がつきます。
これはかなりの差額ですよね。このデータから分かるように、多くの施設では勤続年数に応じて給料を上げているということが分かります。
ですので、もしもあなたがまだ働き始めなのであれば、大体は何年か働くことで自然と給料が上がっていくと思います。
ただ、他の施設への転職を繰り返している場合はそうとも限りません。なぜなら、施設によって仕事内容や給与のシステムが大きく異なることが多いからです。
そのため、同じ職場で働き続ければ給料アップが見込めるでしょう。
問題なのは何年か働いているのにも関わらず、一向に給料が上がらないという状態です。
施設にもよりますが、何年働いても給料が上がらない人や、上がっても微々たる増加の人は、少数ですがいらっしゃるそうです。
例えば、あなたが5年間同じ施設で働いているのにも関わらず、ボーナスが10万円アップ・月給は変化なし、というような時は、あれ?おかしいな、と思うべきです。
「ボーナスが上がっているし…。月給は上がってないけどもう少し我慢しよう…。」と我慢を重ねていても現状は変わりません。
実際に、厚生労働省のデータで勤続年数に応じて給料が上がっているという事実があるのです。給料が低い現状に我慢するのではなく、対策を取るようにしましょう。
ただ、対策と言っても具体的に何をすればいいのでしょうか。
確実なのは施設の管理者に給料アップの話を持ち掛けることです。
「直接相談するのはちょっと…」という方はまずは一緒に勤務している人、特に先輩に相談してみましょう。
先輩に相談することによって、自分より勤続年数が長い人がどのくらいの給料を貰っているかが分かります。
「人の給料を聞くのは失礼だ」と引いてしまいがちですが、自分の悩みをしっかり伝えればきっと相談に乗ってくれるでしょう。
他の人の給料というのは非常に大切な情報です。
例えば、自分より勤続年数が長いのに貰っている給料が自分と同じであれば、今後も給料アップが期待できない可能性が高くなります。
逆に、「4年目に入ったら急に給料が上がった!」というケースだってあるかもしれません。いずれにせよ、他の人の情報をたくさん集めて、給料のアップをするためにはどうすればいいのかを考えることは将来的にも大事になってきます。
では給料アップの相談を持ち掛けるのは勤続何年目が良いのでしょうか。
それはズバリ4年目です。なぜ4年目位が良いのかというと、給料が上がったとしても、勤務年数に応じて給料が上がっているのか、施設の状況によって偶然上がったのかが分かりにくいからです。
給料が上がっていくと言っても、階段を登るように上がっていくわけではありません。
その時の施設の運営状況に左右されて、昇降を繰り返すのです。そのため2年目位に「給料が上がらない」と思ってもそれが施設の運営状況によるものかもしれないというわけです。
また、1、2年間しか働いていないのに給料アップの相談をしてしまうと、「まだ来たばかりなのに、何なんだあの人は!」と周りの方々から反感を買ってしまう可能性もあります。
3年間しっかり働いて、給料の相談をしても応じてくれるような雰囲気になってから相談を持ち掛けるようにしましょうね。
では、実際に3年間働いていれば、どの位給料が上がるものなのでしょうか。
厚生労働省によると、平均的な施設だと3年間勤続すれば、年収が20万円位は上がるようです。
これはデータですから一概には言えませんが、もしも、全く給料の変化が無いという場合には相談する必要があるかもしれませんね。
お話ししましたように、やはり3年間位はみっちり働いた方が無難なようです。
それでも給料が上がらない、という場合は相談を持ち掛けてみましょう。
もしも相談をしても給料アップにつながらなかった場合には、勤務先の施設を変えてみるという選択肢もアリです。
介護士は需要が高く、働き口はたくさんあります。もっと条件の良い施設を見つけてそちらに転職するのも良いと思います。
将来に関わってくる問題ですので、納得いくような労働条件を目指しましょう!