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失敗しない介護士転職
人手不足に悩む職場も多い!
介護士というのは慢性的に人手不足となりやすい職場です。そのため、いざ退職したいと思ってもなかなか言い出しづらいかもしれません。慢性的に人手不足でなかなか辞め難い職場では、どのような方法で退職すると円満に退職できるのでしょうか?
介護業界では、だいたい人手不足が問題となります。
そのため、本当は5人いた方がいいところを3人でどうにか回している、なんてことも少なくありません。
あまりに不足しているため、休日を削って出勤するような場合も多くなります。
その結果として仕事がさらに忙しくなり、激務に耐えきれず退職者が増える、という負の循環が起こりやすくなっています。
そのため、退職しようと思ってもなかなか次の人が見つからず、上司からもどうにか残ってほしいと懇願されることもよくあります。
あくまで退職は個人の意志なので、どうしても退職するといえば退職は可能ですが、円満な退職とは言い難くなると思います。
そういったことにならないためには、退職理由についてもよく考えなくてはいけません。
退職を引き止められる理由としては、代わりの人員が見つからないので見つかるまでは勤務を続けてほしい、というのがほとんどです。
しかしそれではいつになるのか全く分かりません。自分の都合に合わせて退職するためには、引き止めにくくなるような退職理由が必要となります。
引き止められにくい退職理由としては、まず夫や妻の転勤についていかなければいけない、というのがあります。
家族の問題であり、単身赴任だと不都合があると伝えれば引き止められることはないでしょう。
また、実家に帰らなければいけない、というのも退職しやすい理由となります。変える理由も様々ありますが、両親の介護を理由としておけば介護士なら引き止められることはまずないでしょう。
しかし、中にはどんな理由があっても引き止めようとしてくる人もいます。
そうした引き止めに対して少しでも応じてしまうと、そのままずるずると退職するタイミングを逃してしまいかねません。
職務規定に書かれている期間を置いて退職を希望すれば、それ以上は責任がないのですから応じないようにしましょう。
もし気になるのであれば、なるべく早めに退職の意志を伝えておくといいでしょう。それだけの猶予があって人が集まらないようなら、待遇面などを見直す機会となるかもしれません。
退職は自分の意志で行うのですから、「辞めさせていただきたい」といった表現ではなく、きっぱりと「辞めます」と自分の意志を告げるようにしましょう。
もし引き止められたとしても、しっかりとした意思表示を行って応じないようにする姿勢が大切です。
あいまいな態度は引き留めに応じてくれるかも、と相手に期待を抱かせてしまうことになるので、退職する意思を固めているのであればちゃんとそれを伝えましょう。
もしも、次の人が見つかるまで、とお願いされたとき、それを聞き入れたいのであれば引き伸ばし可能な日数を計算して、次の人が見つかるかどうかに関係なく、この日には退職しますと期限をつけましょう。
例えばお世話になったので断りづらいなどの理由があるとしても、限度はちゃんと定めなければずるずると引き伸ばされてしまいます。
どうしても頼まれると断りにくい、というのであれば、先に転職先を決めてしまうのも手です。
転職先が決まっていて、すでに入社日も決定していると伝えれば、引き止められることも少なくなると思います。
しかし、頼まれると断りにくい、という人も中にはいると思います。
そうした人が弱気な態度を見せると、転職先の入社日をずらしてくれ、とまで頼まれるかもしれません。そうなるのが心配という人は、転職エージェントなどを利用するといいでしょう。
転職エージェントを利用して転職すると、退職に関するトラブルも相談することができ、場合によっては退職に関する交渉も代理で行ってくれることもあります。
相手はプロですから、安心して任せることができますよ。
人手不足の仕事から退職するためには、まず自分の意志をしっかりと持って、何を頼まれてもきっぱりと断れるようにしておきましょう。
退職届を規定通りに出していれば、その間に人を採用できないのは会社に問題があるので、もし新しい人が来なかったとしても気にせず話を進めてしまえば問題はありません。
どうしてもそうしたお願い事をかわすのが苦手だ、という人は転職エージェントなどに登録して、転職に関するサポートを受けられるようにしておきましょう。
転職エージェントの人はこれまで何人も問題なく転職させてきているので、交渉についてもお手の物です。任せられるところはそのまま任せてしまいましょう。
慢性的に人手不足の職場は多少待ったところで改善はされないので、退職しようと思った時は遠慮しないで退職の準備を始めていきましょう