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仕事をする際に残業となるのはよくあることですが、中には家庭の事情などで残業するのが難しいという人もいます。しかし、面接の際に正直に「残業はできない」といってしまうと、それだけで不採用となってしまうのでしょうか?面接時に残業ができないことは正直に言うべきかどうか、という点についてまとめてみました。
転職の際に行われる面接というのは、求職者がどんな人間なのかを見極めることと、互いの希望する労働条件のすり合わせが目的です。
そのため、希望する労働条件は正直に答えましょう。もしも会社の方でここだけは譲れない、という条件がある場合はその点について聞かれますので、それを受け入れられるかどうかを考えて返答しましょう。
一番問題なのは面接で嘘をつくことです。
採用されたいからといって、夜勤も残業も問題ありませんと答えた場合、職場はその申告に応じてシフトを組みます。
例えば施設勤務の介護士は交代制の勤務が多く、早番、日勤、夜勤と交代して24時間ずっと最低人数は勤務するようになっています。
しかしどうしても夜勤の人が遅れる、という場合には早番の人が残業となることがあります。
そんな時のために早番では、残業できる人と残業できない人を組み合わせるようにシフトを組んでいます。
しかし残業できると答えたのに実際はできない、となると他の人にかかる負担が大きくなってしまいます。
また、夜勤ができると答えたのにできないようであれば、夜勤を少ない人数で回すことになりその人たちが休める回数が減ってしまいます。
そうならないように、面接の際は正直に答えるようにしましょう。
あくまで労働条件のすり合わせなので、残業や夜勤を断っただけで不採用となることはめったにありません。
例えば面接の際、開始早々に「残業はできません」と伝えると、相手もまだ何も聞いていないのにそんなことを言われてびっくりしてしまい、話の組み立て方が悪いという印象を与えてしまいます。
まずは普通に受け答えをして、残業はできますか?と聞かれた時に答えるようにしましょう。
その際に、ただ「残業はできません」とだけ答えるのは好ましくありません。
ストレートな表現をすると相手に伝わりやすくはありますが、一方的に拒絶するような言い方になるので印象は悪くなります。
答え方としては、「~という事情があるので、残業するのは難しいと思います」「~なので、月曜日から水曜日は残業するのが厳しいです」といったようにきちんと理由を添えて、できませんではなく、難しいや厳しいといった表現を使いましょう。
もしも「難しいだけなら、どうにか都合がつくときは残業できますか?」と聞かれた際は「確約はできませんが、できる限りは調整してみます」と受け入れる姿勢を見せましょう。
その結果として残業を頼まれたときは、実際に調整してみて無理ならきっぱりと断っても大丈夫です。
しかし、調整が可能であれば時々は残業するようにしましょう。
残業ができないという条件がある場合、求人に応募する際にはきちんと応募条件を読んでから応募しましょう。
どうしても残業が必要な仕事であれば、応募条件に「残業あり(週4時間)」などと記載されています。
もしも記載がある求人であれば、残業ができないというのは応募条件から外れてしまうので断られる前提で面接を受けることになります。
一番いいのは「残業(応相談)」と書かれている求人でしょう。
わざわざ応相談と書かれているのであれば、残業ができないという理由で不採用とはなりにくいと考えられます。
記載がなければどちらかはわからないので、その場合は面接の際にきちんと書いておきましょう。
また、履歴書の備考欄にもしっかりと残業が難しいということを理由も含めて記載するようにしましょう。
もしも残業が必須な仕事であれば、書類審査で落ちることになるのでわざわざ面接に行く必要がなくなります。
しかし応募者が多い求人の場合はそれほど細かく読んでいないことがあるので、面接時に残業について聞かれることもあります。
そのため、履歴書にきちんと書いていても面接時には残業について聞かれると思っておいて答えを用意しておきましょう。
残業ができないと転職活動には不利になると思い、できると返事をしてしまう人がいます。
しかし本当に残業できない理由がある場合は、嘘をついたことで自分か職場に大きな負担が生じることもあるので、どうしても無理な場合はきちんと伝えましょう。
しかし残業や夜勤など多くの事に対応できる人材はありがたいものなので、例えば木曜日だけなら大丈夫だとか、今は無理だけれど半年後には大丈夫といった条件付きでの了承もできるようであればしておいたほうがいいでしょう。
大事なのはきちんと自分の都合と、なぜできないかの事情を伝えておくことです。嫌だから、といった理由でなければきちんと考慮してもらえますよ。