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デイサービスってどうなの?
デイサービスは、高齢者の間でも人気が高く、さらに求人の需要も多いです。 宿泊せずに、高齢者が施設で介護を受けることができたり、さらに送迎車の送り迎えなどのサービスもあります。 家族の負担を減らすサービスとして注目されているデイサービス。 では、デイサービスに転職しようとしている方は、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか?
デイサービスに転職する際の大きなメリットは、まず「勤務時間が規則的である」というところです。
夜間勤務がある介護士の現場などは、夕方から昼前まで勤務ということもあったり、介護施設には残業があるところも多いです。
しかしデイサービスは、介護の開始時間、施設の終了時間がある程度規則的になっており、働きやすい環境だと言えるでしょう。
長くても、朝8時~夕方17時までというのが一般的で、さらに土日祝日が休みのデイサービス施設もあります。
24時間体制の現場では、なかなか難しい待遇ですね。
そして、「利用者1人1人のことを考えて介護をしやすい」というメリットもありますね。
これはどういうことかと言うと、デイサービスを利用する方の中には、介護レベルが非常に低い方もいる可能性が高いです。
自分で自分のことができるうちに、介護レベルが上がらないように予防するサポートをしたり、自立を支援することも、デイサービスの役割の1つです。
ということは、他の介護士の現場よりも、より利用者の方とコミュニケーションが取りやすい環境だということになりますね。
介護に追われることなく、その人のことを考えるのに、時間を割けるということです。
レクリエーションなども行われ、介護のレベルが上がることの重要性を啓発するようなものもあるので、1人1人としっかり向き合うことができます。
デイサービスに転職する理由としても多く、かなり大きなメリットと言えるのは、「家族への支援にもなる」というところでしょうか。
デイサービスを実際に利用している方だけではなくて、その家族の負担も減らすことができるので、実際には1つの家族に対して、介護士としての支援をすることができるのです。
家族と会う機会も多ければ、よりたくさんの人の手助けをしていると実感できるので、介護士としてこの上ないやりがいを感じることができます。
例えば、お母さんをデイサービスに預けに来る娘さんがいたとしますね。
お母さんは介護が必要な年齢ですが、娘さんがすでに高齢という可能性もあります。
そのような現状は未だに多く、介護疲れで娘さんが倒れてしまうなんてケースも少なくありません。
在宅での介護を続けていく家庭では、デイサービスをコンスタントに利用して、たまには介護の負担を減らしながら、生活していくことがとても大事です。
介護する以外にも、家族と交流を深めたりしていくうちに、その家族から温かい感謝の気持ちを伝えられると、本当に介護士になってよかったと、心から思える瞬間がきっと来るのではないでしょうか。
デイサービスへの転職のデメリットも紹介しておきます。
デイサービスという職業は、先ほども言ったように、介護レベルの低い利用者も多く存在します。
コミュニケーション能力を身に付けるのには長けていますが、ハッキリ言って身体介護の知識は、なかなかすぐに身に付かないでしょう。
より深い身体介護の知識を生かしたいという方であれば、デイサービスの現場というのは、少し物足りないと感じてしまう部分もあるかもしれません。
そして、介護レベルが低い方が多いと、コミュニケーションの取り方が少し難しくなってしまうこともあります。
コミュニケーションというよりは、「人間関係」に近いかもしれないですね。
自分でしっかり歩けて、自分の言葉をしっかり話せる方が多いということは、配慮をしながら話さないといけないということです。
「自分は全く介護なんて必要ない」と思っていても、家族の意向でデイサービスを利用されるという方もいます。
お年寄りだからと言って、すぐに電車で席を譲ると、「まだ譲られるような歳じゃない!」と少し不機嫌になる方がたまにいますよね。
それと同じような感覚でしょう。
あくまで自分のできることはしてもらって、ちゃんと話を聞きながら、デイサービスでできる範囲のサポートを、考えて行っていくことが大切です。
不機嫌になってしまわれると、上手くコミュニケーションが取れません。
そして単純に、24時間体制の施設に比べると、「低賃金」という場合は多いかもしれません。
一概には言えないですが、デイサービスには夜間勤務がないため、夜勤手当も当然ありません。
夜間勤務は高給な上に、労働時間も長いので、これの有無というのが、給料に大きく影響しているのではないでしょうか。